低糖質パン作りの材料を買ってきた!
ワクワクが止まらず、朝のこっ早く*から作り始めることにした。
10年前に買ったが休眠していたホームベーカリーに材料を入れ、スイッチON!
生地を練る音がする・・・、発酵させてるニオイがする・・・、焼いているニオイがする・・・。
ピ~ッピ~ッピ~ッ!できたよ~!!と彼に伝え、ワクワクドキドキしながら焼けたパンを取り出した。
ニオイは良い。表面を触った感じも良い感じ・・・。
で、切ってみた。彼の分と私の分をお皿に乗せ、バターも用意して食べてみた・・・・・・・・・・・。
*こっ早く(こっぱやく):勢いがついてしまい、通常の感覚よりも早い時間から行動する様を表す北海道弁。
彼と顔を見合わせ、「う~~~ん、スポンジみたいだね。味も美味しいとは言えない、う~~~ん。これ、本物のスポンジみたい。きっと茶碗洗える・・・」
何とも言えない食感・・・。外側は硬くて、中はものすごくキメが整っている、本当のスポンジ状。
せっかく材料も買ったんだし、ワクワクしながら作ったんだから、美味しいと思える要素を一つでも見つけたかったが、無理だった。
ちなみに、この時の材料は、大豆粉、グルテンパウダー、オリーブオイル、イースト。
「これ、どうしよう・・・」と思い、出来上がってしまったパンみたいに見えるモノを、飼っている犬にあげてみた。
美味しいものしか食べないミックス犬(モンブラン)は、一応口に入れたけど、「不味いわ!!」と言わんばかりに吐き出して逃げた。もう1匹の、何でも食べるトイプードル(シャルドネ)は、食べた。
自分を慰めるかのように、「シャルドネのおやつにするか・・・」と、その「パンみたいに見える何か」をジップロックに入れた。
この時のショックなことったら、先のピザの時以上だった。彼からは「これからもあまり期待しないほうが良いぞ」と言われ、頭の中からピザリベンジが消えていった。
その後数日間、あのスポンジみたいな硬い食感と味とニオイが頭から離れなかった。
そして一週間後、「パンみたいに見える何か」にカビが生えたので捨てた。カビが生えたことで捨てる決心がつくため、自覚はなかったがわざと放置していたんだと思う。
ダイエット中、食では結構苦労しているが、糖質を制限することで良い傾向もたくさん出てきた。
仕事中も身体が軽いので、立ったりしゃがんだりする時に「よいしょ、よいしょ」がなくなった。腰痛もかなり軽くなり頭もすっきりしてきた。
あんなにも滑舌が悪かったのも解消され、人の名前も少し考えれば出てくるようになった。ほんと、一時期はどうなるかと思ったけど・・・。
風邪は全くひく様子なし。
見た目の変化はというと、お腹の贅肉がずいぶんとなくなり、今までのベルトは長すぎて使えなくなった。飾り付きのベルトなので、短く切ることはできないタイプ。もったいないけど、ちょっとした喜び!
尾てい骨付近の贅肉もなくなったせいか、硬い椅子に座ると、骨が座面に当たりとても痛い・・・。
そして、あの履けなかったブーツが余裕で入る!
痩せたい、痩せようと思うきっかけになったあのブーツ!嬉しいのなんの!
ブラジャーも当然合わなくなって買い替えた。買い替えたブラはまだ少しきつめなのでホックを一番緩い位置にしている。
職場でちらほら「痩せたんじゃない?」と聞かれるようになった。でもまだ痩せてるとは言えない体重。もう少し頑張らなきゃ!