聞きなれない「〇〇脂肪酸」という言葉を何気に使ってきましたが、ここで少し整理してみたいと思います。と言っても、私が理解できた範囲での話です。学問的な話はウィキペディアをどうぞ・・・。

■飽和脂肪酸

・短鎖脂肪酸
酢、バターなど
食品からも摂取できるが、主に腸内発酵で体内で生成される脂肪酸で、脂肪の合成やミネラルの吸収などに使われる

・中鎖脂肪酸
MCTオイル(中鎖脂肪酸100%)、ココナッツオイル(中鎖脂肪酸60%)など
長鎖に比べ消化吸収が早く、すぐにエネルギーとして使われ体に蓄積されにくい

・長鎖脂肪酸
ラード、牛脂など
ゆっくりと吸収されて肝臓や筋肉などの組織に運ばれたのち、余分なものは体脂肪として蓄積される

■不飽和脂肪酸

・一価オメガ9系脂肪酸
オリーブ油、キャノーラ油など

・多価オメガ6系脂肪酸
コーン油、ひまわり油、サラダ油、ゴマ油、紅花油、大豆油など

・多価オメガ3系脂肪酸
アマニ油、えごま油、ヘンプシードオイル、青魚の油など

ざっくりまとめると・・・
*中鎖飽和脂肪酸は、ケトン体を出す優れた油なので意識して摂るようにしましょう。
*長鎖飽和脂肪酸は、エネルギーとして代謝されにくく、体脂肪として蓄積されやすいので摂りすぎ注意!!
*多価オメガ3系脂肪酸は、アレルギー抑制、炎症抑制、血栓抑制、血中の中性脂肪を下げる、不整脈の予防、動脈硬化の予防などが期待できる。一日の理想摂取量=小さじ1
*多価オメガ6系脂肪酸は、アレルギーや炎症を促進する作用があるが、多く摂りすぎるとアレルギー症状の悪化や不調の原因になる。
ということになると思います。

<参考サイト:カラダにいい油って?正しい油の選び方

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