その友達のみかが、ある日、「フルーチェをたくさん食べたい!」と言い始めた。
私もフルーチェが大好きだったので、もちろんその意見に即賛成した。
二人で近くの個人商店へ行き、フルーチェを一人2箱ずつと、牛乳を買った。そして、友達の家でワクワクしながら作った。
一人2箱のフルーチェ・・・。結構な量ができた。だが、食べる気満々の二人は、「これだけしかできなかったね。もっと買えば良かったね」とか言っていた。
「美味しい!!」と言いながら食べ始めたのだが・・・、意外にも、甘さに飽きてきた。そして、何とも言えない、胃に溜まるような感じ・・・。
次第に食べるスピードも遅くなり、ゲップも止まらない。
私が、「もう嫌になってきた」と言うと、みかも、「私も・・・」と、実は同じ気持ちだったようだ。
でも、食いしん坊の私達は、残すことなんてありえない!!
ゲップをしながら完食した。
それ以来、フルーチェを買ったこともなければ、食べてもいない・・・。