食べることが大好きな私にとって、糖質の誘惑は至るところにある。
何せ、美味しいものは糖質が多い!
たかがスーパーの惣菜でさえも、きちんと成分表示を見なければ、食べてしまってから「ビックリ!!」ということになってしまう。
外食もそうだ。
とても糖質の低そうな“チキンソテー”と、野菜サラダを注文したって、チキンソテーに添えてあるコーンやフライドポテトなどを何も考えずに食べてしまうと、恐ろしいほどの糖質量になってしまう。
せっかく糖質の低いチキンソテーを注文したのに、添えてあるものでたくさんの糖質を摂ってしまい、太ってしまうこともあるだろう。
野菜サラダだってそうだ!
これは、「野菜だから」と安心してしまい、ドレッシングのことまで考えていないことが多いからだ。
ドレッシングだって、かけ過ぎればそれで糖質をたくさん摂ってしまうことになる。
そうならないために、ある程度は、食材や調味料の糖質量を把握していたほうが安心だ。
「野菜=糖質が低い」という考え方は一回リセットして、全て単体の糖質を調べて、その中から食べても良い糖質量のものを食べるほうが安心できるのではないかと思う。
私は、外食のときはいつも、メニューを見ながらそんなふうに判断をして、美味しいものを食べている。
外食のときは、食材の糖質量全てわかるわけではないので、必要があれば、その場でスマホで調べて計算したりもする。それを繰り返していくうちに、食べても安心な食材や調味料もわかってくる。そうなってくれば、とても楽だ。こんな食いしん坊の私でも、無意識に糖質量に気を付けられるようになった。
本当に、本当に良かった!!
間食だって、コントロールしながら美味しいものを食べられるようになる。
糖質制限を始めた最初のころは、生くるみやアーモンドなど、糖質量が少なくてしかも身体に良いものを食べていたが、今ではチョコレートも食べたりするし、クッキーだって食べている。このとき気を付けたいのは、「きちんとコントロールができる前提!!」ということだ。美味しいと、ついつい「もう少し大丈夫かな・・・」と、自分の弱い部分が出てしまう。「あと一つ・・・、もう少しだけ・・・」という気持ちになるけど、そこで食べたい気持ちに負けてしまうと、結局また太ってしまう。
欲に負けてたくさん食べてしまいそうな人は、おやつには生くるみやアーモンドを食べることをおすすめします!それから、今は糖質の低いチョコレートやクッキーも売られているので、そういうものだと、少し安心。
あとは、お腹が空きやすいのなら、ゆでたまごを作り置きしておくのも手だし。
いずれにしても、食べ過ぎると必然的に糖質量は多くなってしまう。
私は、最初の1カ月くらいは、お腹が空いたらゆでたまごにマヨネーズを付けたものを、1個だけ食べたりしていた。それでも足りない時には、4個入りのベビーチーズを1個だけ食べてみたり・・・。そして、水をがぶ飲みし、お腹いっぱいにしていた。そんなちょっとした工夫でも、お腹は満たされた。
痩せた今でも、とにかく「糖質量に対する意識だけは忘れない」と、心に決めている。
そのせいか、全く太る気配はない!
一年前の私では想像すらできない奇跡が起きている・・・。