ハンガリーのチキン煮込み~パプリカーシュ・チルケ(チキンのパプリカ煮込み)

一人分の糖質7.7g

■材料4人分

鶏もも肉・・・・・・・・・・・・・・600g(約3枚)
塩こしょう・・・・・・・・・・・・・少々
赤パプリカ・・・・・・・・・・・・・1/2個
トマト・・・・・・・・・・・・・・・1/2個

*ソース
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・1/2個
にんにく・・・・・・・・・・・・・・2片
バター・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
パプリカパウダー・・・・・・・・・・大さじ2
顆粒チキンコンソメ・・・・・・・・・小さじ3
ローリエ・・・・・・・・・・・・・・1枚
水・・・・・・・・・・・・・・・・・300cc
サワークリーム・・・・・・・・・・・90g
生クリーム・・・・・・・・・・・・・100cc
塩・こしょう・・・・・・・・・・・・適量

*ブールマニエ
バター・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

*仕上げ
生クリーム・・・・・・・・・・・・・適量
パセリ・・・・・・・・・・・・・・・適量

■エネルギー

2530kcal

■一人分の栄養価

エネルギー・・・632kcal
糖質・・・・・・7.7g
食物繊維・・・・0.8g
たんぱく質・・・28.0g
脂質・・・・・・52.0g

■ポイント

  • 鶏肉の下味の塩は振り過ぎるとソースがしょっぱくなってしまうので注意ですよ~。
  • 煮込みのときに薄い鍋を使うと、水分が蒸発しやすいため、焦げる率が高くなるので、できればなるべく厚手の鍋を使って、必ず蓋をして極弱火で煮込んでくださいね~。
  • 生クリームを加えた後に長時間沸騰させてしまうと、なめらかにならず、見た目も悪くなるので弱火で加熱してくださいね~。
  • ブールマニエを加えた後、ソースが固いようなら水を足して調整してください。理想はクリームシチューくらいのとろみです。

■作り方

  1. 鶏肉は少し大きめの一口大に切り分け、塩こしょう少々を振って下味を付ける。
  2. 玉ねぎとにんにくはみじん切り、赤パプリカとトマトは1cm角に切る。
  3. フライパンに油を熱し、鶏肉の両面をこんがり焼く。(中までしっかり加熱しなくても煮込むので大丈夫です)
  4. 厚手の鍋に鶏肉を取り出しておく。
  5. フライパンの油をキッチンペーパーなどで拭き取り、バターを熱して玉ねぎとにんにくのみじん切りを茶色くなるまで炒める。
  6. パプリカパウダーを加え、香りが立つまで更に炒める。
  7. 4に水、顆粒チキンコンソメ、ローリエ、赤パプリカ、トマト、6を加え、蓋をして20分ほど煮込む。
  8. ブールマニエを作る。小さな耐熱性の器にバターを入れ、電子レンジで数秒加熱し、クリーム状になったら小麦粉を加えてなめらかになるまで練り混ぜる。
  9. 7にサワークリームと生クリームを加え、サワークリームが溶けたら更にブールマニエを加え、塩で味をととのえて弱火でしっかりととろみをつける。
  10. 盛り付け用の皿に盛り、上から生クリームとパセリ、パプリカパウダーをかけて完成!!

■かなんコメント♪

今回はハンガリーの料理にしてみました!
家庭料理って、ついつい味がワンパターンになってしまいがちなので、我が家では色んなソースを楽しんでいるんですよ~。
たまに「なんだ?この味は・・・苦手~」なんてものもありますが・・・。

昔の話ですが、ロシア人のオーナーから、「ロシア料理のお店を任せたいと」誘いがあり、少しの間、そのお店で修行??したことがあります。
そのときに、オーナーが「私の国では、家庭の主婦が食肉加工場から豚や牛の頭を買ってきて、自分の家で毛を焼いて捌いて料理するんだ」と言っていたんですよ~。衝撃でした・・・。
「日本ではどうして、豚や牛の頭をスーパーで簡単に売ってもらえないんだ?」と・・・。
私はそのとき咄嗟に、「残酷に感じるからかなぁ~」と答えましたが・・・(笑)
本当はそんな理由じゃなく、文化の違いなのでしょうけどね~。

私がその店を辞めた理由は・・・、作ってから3週間近く経っているパプリカの肉詰めをお客さんに出さなかったことで怒られたからです(笑)
そんなの普通出せませんよね!
でも、「腐っているかどうかは、ニオイで判断して!」と言われたんですよ・・・。
そんな店だから、賞味期限なんてまるで無視で、牛乳が腐っているかどうかを判断するために、腐った牛乳を飲まされたこともありました・・・。
「この店、いつかは食中毒出すなぁ~」って危険を感じて辞めました。
出来立ての料理たちはとても美味しかったので、ちょっともったいないお店でした(笑)

ハンガリー料理からロシアの話しにそれてしまいましたが、知らない料理や味付けって、数えきれないほどたくさんあるなぁ~って話をしたかったんです。
私が知っている料理何ってほんの一部ですからね~。
いろんな国の料理に挑戦すると、「料理に限界ってないんだな~」と思えて、とても楽しいです。

この料理は色がキレイなのでクリスマスやお誕生日にテーブルを華やかにしてくれますよ。
しかも糖質量が低いので安心です!
今日はワインでホロ酔い・・・。
ご馳走様でした!!

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